| ■げんこつ山のシュークリーム |

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私はシュークリームに目がない。鼻もなければ耳もないかも知れない。とにかくノッペラボーになるほど好きである(そういえば最近、ノッペラボーっていう言葉は聞きませんね) 話が飛ぶけれど、その商品をどうやって表現するのかも気になる。その開発者が考えたり、もしくはライターにでも発注してネーミングしたりするのだろうが、言葉で「売る」のは難しい。解りやすく、かつ、買い手の興味をひくような言葉でなければならない。 そして私は、納得のいかないお金を懐に入れている人は許せない。例えば「ホームページを作ります」などといって、それこそ下らないページを作成し、「では5ページですから15万円になります」なんていうのは納得できないのだ。 結論を急ぐと、この「真似できるかできないか」という部分がとても重要なのである。万人がまねできるもので商売をするという所が納得いかないのだ。これにはブームというものが関係していると思う。商売を考えた場合、ブームに乗って商売をするのは自然だという考え方も有るのだが、どうもブームに乗っただけという本が多いのが残念だ。「レシピ」や「お店紹介」の本の中に、自分が本当にお金を出して買いたいというものが、いったいどのくらい有るのだろうか。 食べ歩きの本が結構話題になっている。その中で、私は「連食」という食べ方が納得出来ない。旨い・不味いは、体調が関係するともよく言われる。体調とは体の調子だ。それを言うならば、連食でその店の評価をするのはおかしいという事になってくる。何故ならば、1食目と2食目では明らかに腹の減り具合が違っているからだ。これを体調とは言わないのか。もしもA店からB店と連食する場合、後日B店からA店と連食してもらわないと、正確な評価はできないのではないだろうか。 これは自分が趣味でやっているのならば凄いと評価できる。しかしこれを商売とするのはちょっと違うんじゃないかという話。だいたい食べ歩きなんかはネット上にいくらでも転がっているし、それらの情報が全てタダである(正確に言うとお金はかかっているが、その情報の量を比べれば安いものだ)。そしてネットは情報が速い。わざわざ嗜好の違う他人が評価した本を、千円以上出して購入するよりもずっといい。本は営業時間が変わった事や、店員が変わって味が落ちたなどのフォローもできないのである。いわゆる、載せっぱなし。 商売にするという事は、既に「プロ」である。ネットの食べ歩きは、みんながどのくらい不味いお店に行って無駄金を使っているか解らない。そしてその不味い店が「今度は美味しくなっているんじゃないか」と、気の毒にもまた無駄金を使うわけだ。その人達の、血と汗と涙の結晶を横取りして商売にするというのは、どうも私は理不尽な気がしてならないのである。プロと言うならば、自分の金で、自分の足で探し、そして食べ歩いた結果を載せて頂きたいと思う。 前置きが長くなったが、今回は「げんこつ山のシュークリーム」である。 |