■旭菊水「しあげざけ」

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旭菊水「しあげざけ」

広島県三原市西町1016
大藤酒造株式会社

アルコール分15.0以上16.0未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール

 この酒は文字通り「しあげ」に呑む酒として販売されていて、燗酒仕様になっている。
 今まで燗酒に適しているという事で売り出されるお酒は無かった。それは「燗酒」と言った時点で不味いという意識が働き、「冷酒」とか「冷やで」と言えば、一般の人達は美味しいお酒だと思ってしまうからである。

 これは飲兵衛にしか解らない事かもしれないが、ヒエヒエの冷酒をたらふく呑んだ後に燗酒を仕上げに呑んでみると、何となく胃に優しいと言うか、肝臓も明朝までには頑張ってくれるような気がするものである。実際は医学的根拠は無いんだけどね(笑)

 燗酒と言えば、最近は徳利に電気の線が付いているものがあったり、電子レンジで「チン!」をしたりする人が居る。体に悪いから是非やめて頂きたい。
 やはり燗といえばお湯である。

 鍋は何でもいいから、とにかく徳利が8分目程度もぐるお湯を沸かして徳利を入れる。表面がいい塩梅になった頃には中は熱燗になってしまっている。燗酒は勘である。これは駄洒落ではなくて、ホントの事。2・3本燗をつけていれば、いい塩梅が解るようになってきて、勘も冴えてくる。

 「あっ、また失敗しちゃったよ〜」などと言いながら、何本も勘を養う為に燗をするのは良しとしよう。秋の夜長と言うではないか。燗酒を何本も呑みながら夜更かしするというのも、たまには悪くない。つまみはイカの塩辛でも有れば充分だ。その上好きな本でも有れば私は満足である。