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今の時代、一人分のオカズを100円以下に抑えて夕食を作ろうなどと考えても極めて難しいもんです。主婦の腕の見せ所とは言え、たった百円の材料では厳しすぎるってもんです。
だが、諦めてはいけない! 世の中には冷凍うどんと言う物があるんです。(これじゃ、うどん屋のまわしもんだな・・・)「うどんだって具をのせれば100円じゃ無理」と思うかもしれませんが、うどん王国讃岐じゃ具が載ってるようなうどんはバルタン星人並みの邪道もんです。私が紹介するからには、当然のごとく「具無しうどん」を極めてもらいやしょう。
もっちっろっんっ、具が無いからといって侮ってはいけない!
讃岐うどん並に美味いうどんに仕上がる予定(予定かいな)です。食べてみれば「具なんていらない」と言う事が判るはずッス。
☆解凍と温め
まず解凍ですね。たっぷりの熱湯に放り込んで解凍しましょう。放り込んだら横着せずに箸ですぐにほぐします。ここで横着して放りっぱなしにすると熱の加わり方にムラが出来て、柔らかいところと硬いところが出来ちゃいます。また、面倒だからといって一度に沢山放り込んでもいけません。熱湯が冷めてぬるま湯での解凍になっちゃいます。
なお、解凍は必ず熱湯でやりましょう。ウチのカミさんのように私が目を離したスキに水道水で解凍しようとしたり、私が知らない内に冷蔵庫の氷温室で解凍したりと言うような裏技を使ってはいけません。(T_T)
「冷やしうどんだから凍ったまま水に漬けて置けば出来上がる筈」なんて理論もウチのカミさんしか言いません。「冷やし」にしようが「ざる」にしようがよい子はちゃんと熱湯で解凍しましょうね。
当然のことながら、電子レンジで解凍→過熱などと言う暴挙は厳禁ですね。それは、美味しいはずの物をどうすれば不味く食べられるかを競う時にやりましょう。
完全に解凍できれば5秒位そのままにして温めます。
○生醤油(温バージョン)(「きじょうゆ」と読んでね)
解凍したままのうどんをどんぶりに移し、醤油を掛けて食べます。これが讃岐うどんでは王道中の王道の食べ方。贅沢するなら大根おろしを大量にぶち込みます。これがまた、「んまいっ!」んです。大根は口が曲がってゴジラ並に火を噴くくらい辛いヤツの方が美味いですね。ちなみに、これは「おろしうどん」って呼ばれます。更に贅沢するなら「かつお節」やおろし生姜を乗っけても許す。
☆シメる
解凍と加熱が出来たら、次はうどんに根性を入れます。
ダンナの首をつかんできゅ〜っと……
じゃないですよね、それはダンナが寝てるときに自分の責任でやってください。冷凍うどんは加熱したままでも色々と料理できるのですが、シメると歯ごたえが良くなります。
シメ方は、解凍してアツアツになったうどんを出来る限り冷たい大量の水で急冷します。冬ならば全開の水道水で洗えばOKですね。夏ならば氷水を使います。
これで準備完了です。
○ 歯ごたえ一番、「ざるうどん」
シメたうどんをそのまま冷たい漬けツユで食べます。ざるそばと同じ食べ方ですが、ツユは全く異なります。そばのツユは味醂が大量に入り甘い味になりますが、うどんのツユは甘い味じゃダメです。
*ツユ作り
好みに合わせて好きなように作って下さい。ヾ(^_^;)
私は、「かけ」のつゆは水に「うすくち醤油」と「白だし」、「つけ」のつゆは水に「こいくち醤油」と「白だし」を入れて煮立つまで加熱します。ただ、讃岐で一番美味いと言われるのは分厚い昆布と、頭・皮・内臓を取り除いた素っ裸の煮干を使ったダシです。
☆食べ方
作法はあくまでも豪快に喰うのが食べ方ですね。ヾ(^_^;)
食べ方と言っても、ゆで上がってから食べるまでの時間です。讃岐じゃどんなに良いうどんでも、うどん屋さんはゆで上がってから30分経つとそのうどんは捨てちゃいます。讃岐うどんは30分で天寿を全うしちゃうんですよねぇ〜。で、冷凍うどんは更に寿命が短い!! せいぜい5分です。
解凍後は5分以内に完食してください。
従って、出来上がってから家族を呼んじゃダメです。家族が食卓についてから解凍しましょう。
また、ご飯も茶碗に盛ったのでは食べるのに時間がかかってしまい、うどんの味が落ちてしまいます。ご飯はあらかじめ「おむすび」を握っておきましょう。
なお、うどんとおむすびと言う組み合わせは、讃岐ではベストマッチとされていますが、注意したいのはこの場合の主食は「うどん」であって、「おむすび」は副食であるという事ですね。(注 それは讃岐人だけだと言う説も有る(^^;;;))
いかがでしょう、「生醤油うどん」なら60円くらいで夕食が出来上がります。(注 光熱費はこの際無視しましょう) なお、美味かったから沢山食べてしまって結局高くついたという苦情はkanさんあてに御願いします。ε=ε=┏(
・_・)┛ 「言いっぱなしで逃げないように(たいちょ)」
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