元々『侍』というお店は二十世紀ヶ丘に有るんですが、その松戸店は夜営業の店なんですね。なので昼ラーメンしかしない私には食べることの出来ないお店の1つになっていました(涙)
『めん吉(南柏)』に居た人が始めたという噂も有り、親しいラーメン店店主の知り合いでもあったりして、行きたかった店の1つだったんです。
その『侍』が今度は柏に店舗を出店。それも昼営業してくれるというんです。 「やっと食べられる♪」という期待充分で行って参りました。
店は細い通りに有りますが、ここは人通りの多い道で、ここ数年で3店もラーメン屋が出来ました。
カウンター10数席の店は、私が入店した時間でほぼ満席。1人分のスペースがワリと広めに取ってあり、椅子の高さが気にならなければ食べやすいです。正月に行った品達や船橋青葉のように、隣の肘が当たるくらい狭いと私的には食べた気がしないんですね。このスペースはグッド!
おねえさんに食券を渡し、それほど待たないでラーメンが来ました。オペレーションは問題無くスムーズに回転しています。おねえさんの気遣いも、ラーメンを持って来てくれた店主さんの気遣いも◎です。
これは新しいせいも有るとは思いますが、豚骨のお店にしては店内がキレイに清掃されています。
ここは豚骨スープに背脂とマー油をのせたスープで、見た目はかなり濃厚。しかしスープを1口頂いてみると、そんなにしくこくありません。かと言って豚骨が薄いわけではなく、このバランスは私好みですね。スープには全く獣臭も感じず、スープを作る前の処理に手間をかけているのか、それとも作り手の技術によるものなのか、関東人の口に合う仕上がりになっています。
トッピングはチャーシュー・きぬさや・メンマ・海苔・キクラゲと、これまた全部私好み。中でも、こってりした所に持ってきたきぬさやがイイじゃないですか。この店のオリジナリティを感じます。
メンマの仕上がり、チャーシューの柔らかさ、私のような作り手から見ても一切手抜きは有りません。
麺は豚骨独特のパリパリ麺ではなく、これまた私の好きなツルツル麺で若干細め。茹で加減もバッチリこのスープに合っています。
いや、ハッキリ言って参りました。
これは私の好みの話ですが、素材1つ1つを見ても私の好きなあんばいなんですね。そして全般的に手抜きが無い。いくら素材にこだわってみても、その素材を活かし切れていなかったり、丁寧な仕事を心がけなければ何にもなりません。そしてラーメンを完成させる時に、細かい気配りをしているかどうか。
今日のラーメンは、どこをとっても気を抜いた部分の無い出来栄えだったと思います。
良い話ばかりでしたのであえて残念に思った事を言えば、このラーメンがもう50円安い600円という金額だったら、もう何も言う事はございません。完璧でございます(私は650円でも食べたいと思いますけど)。
帰りに店主の遠山さんと少しお話が出来ました。彼は「もうとにかく作るっていう事しか頭に無くて…」と謙虚な事を言っておりましたが、いえいえ、とんでもないです。これだけの完成度ならば成功しますでしょう。この周辺だったら、私は迷わずこの店に入りますもの。
これからも愛情いっぱいで頑張って下さいませね(^^)
(2005.3.10 たいちょ) |