『らーめん寺子屋』と聞くと「また寺子屋なの?」という声が少しずつ多くなっている中、最近行った卒業生の店はなかなかのもので、私的には楽しませてもらっているわけなんですね。
この店は2期生の槌谷氏が2003年9月に開店させたお店ということなんですが、ちょっと通りから入った場所に有るせいか、なかなか食べに来る機会が無く、宿題のお店となっていました。近くにコイン駐車場も無いというのも原因でしょうか。
まずはこの店の『当店3つのこだわり』から見て頂きたいと思います。
「飲み水・氷・湯・麺・スープなどすべて浄水器を通している」
「自家製麺」
「鶏・豚骨系スープと魚節系スープを合わせた透明感のあるスープ」
そしてこの店は「化学調味料・化学エキス・添加物は一切使用していない」ということなんです。
ちょっと待って下さいね。ここの基本である醤油らーめんは500円なんです。今のご時世、無化調でなくてもむやみに600円という値段で提供している中、無化調で500円ですか?「やって行けるのだろうか…」と、余計な心配をしたりして(笑)
入店するとちょっと狭い感じで、カウンターとテープ留席が有りました。カウンター席はイッパイだったので、私は1人で2人用のテーブル席へ(こういう小さな贅沢感というのも私の幸せの1つだったりします)。
初回なので、奥様に「醤油らーめんお願いします」と注文。
無化調で500円(しつこい)ですから、何だかワクワクしてきますよね。
醤油らーめんはお盆に乗ってやって来ました。
トッピングは青菜・メンマ・海苔・そしてチャーシューという基本系です。スープを1口頂くと、旨味がちゃんと出ていて、しかもやさしい真面目なスープ。何回も言ってしまいますが、これで500円です。麺も自家製麺で、毎日一生懸命打っているんですね。チャーシューも大き目。麺の量も申し分無し。この店主、「600円でもいいですから」と言ったらどんなに美味しいラーメンを作るのでしょうか。
ラーメンブームと言われて何年か経ちます。
最近では、料理の経験も無いような人がラーメン業界に入って来てお店を構えます。
「どこのラーメンも600円だから、うちも600円だな」という感覚で値段を決めているようにしか思えない店が多いのは事実。その中で、このようなお店が繁盛しないのはおかしい。食べ手である私達お客の方がどうかしていると、そう思ってしまうのは私だけではないはずです。
私は『値段に対する味の評価』を重要視していますので、この店の500円でこの味と考えれば、好評価に値する店だと言わざるを得ないですね。こういう店こそ、長く続いて頂きたいと思います。 |