■東京ラーメン「たちばな」

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東京ラーメン「たちばな」
千葉県松戸市松飛台112  047-387-0554
定休日無し
営業時間 平日11時30分頃〜22時30分頃
     日曜11時30分頃〜20時30分頃
アクセス 船取線を船橋方面から取手方面に向かい、鎌ヶ谷の佐津間交差点を左折。五香十字路を過ぎて踏切を渡り、次の信号を松飛台工業地帯方面へ左折し、東京豚骨ラーメン角煮屋を過ぎて左側(見落としやすいです)。

 写真は、「大盛ラーメン 580円」

 中華・洋食と書かれているだけに、ラーメン以外にも「オムレツ600円」「カレーライス680円」「ポークライス680円」「チキンライス680円」などのメニューが用意されている。

 テーブル席×10 カウンター席×6

 ここのラーメンを「美味しい」、もしくは「なつかしい」と感じるには、相当の年期が必要だと思う。ここ数年前からラーメンを食べ始めたという人達は、多分何も感じる所は無いだろう。
 スープを1口すすり「あぁ、こういう味だったなぁ」と思い、麺をほぐして「そうだ、そうだ、こういう香りがしたんだ…」と昔を懐かしむ。

 父親が日曜出勤で、せっかくの休みが台無しになる。テレビではサザエさんのエンディングテーマが流れているが、母親は食事の用意をする気配が無い。あぁ、これで休日が終わってしまうのかと悲しくなってくる。
 しばらくして父親が帰宅し「遅くなっちゃったな、ラーメンでも食べに行くか」という話になる。あの頃の子供には、たかがラーメンでも「さよならホームラン」に感じたものだった。
 あの頃は「支那そば」という名前が主流だった。細身の麺に鶏ガラスープ、具はメンマ・ナルト・チャーシュー・ネギ。他にホウレンソウやワカメなどがのっているラーメンも有った。そしてそのラーメンは私が学生の時まで続いた。
 「ラーメンだ、わーい、わーい」と無邪気にはしゃいでいた頃もそう。そして深夜のバイトが終わり「あぁ、来週から中間テストか。いやだなぁ」と、空を見上げた頃もそう。

 あの頃のラーメンを食べてきた人ならば、是非1度ここのラーメンを食べて頂きたい。そうすれば、その頃にどういうシチュエーションで食べたのか、自分はどういう生活をしていたのか、昔の懐かしい想い出が蘇って来るはずである。

 ここのご夫婦の、飾り気の無い接客の暖かさ。それを体験すれば、やれ背脂の具合がどうだの、やれ豚骨と鶏ガラの比率がどうだの、そんな細かい事を考えながら食べている自分が非常に情けなくなってくるというものだ。