千葉のラーメンサイトの中でも一番のアクセス数を誇る「千葉拉麺通信」。そこの主宰である山路氏がプロデュースしているのがここ「拉通」である。ここは通常「らーめんむつみ屋稲毛海岸店」として営業している店を間借りし、土日だけ営業をしている。
現在は究極の豚骨スープを目指しているメニュー展開で、黒・白をメインにし、ちび拉という子供向けのラーメンも作成。煮玉子も露玉(つゆだま)・茶玉(ちゃだま)・赤玉(あかだま)・影玉(かげだま)の4種類。その他ご飯物、デザート、ラーメンビールという業界初のビールも好評。
麺はカネジン食品による2種類の特注麺を使用。低加水の角切り麺で、ブツブツと切れる食感は好みが別れるかも知れない。スープは「ド豚骨」と言っても良いほどの濃厚スープでありながら、後口がスッキリとしている。そして特筆すべき点として、下処理に時間を掛けてじっくり煮込む為、臭みは無くコクが有る。材料は豚頭であるが、ここまで臭みを消すのは相当の労力を要するのである。
さて毎週絶好調の拉通だが、11月に入ってラーメンをガラリと変えた。スープを以前よりも増して濃厚にし、トッピングやかえしを作り直し、以前とは全く別物のラーメンに仕上げたのである。
新メニューとして「とろ拉」を出した。これはとろみが利いたスープのラーメンでトッピングにはおこげ・カブ・カブの葉・マッシュポテト・自家製つくね等が使用され、食べていて面白い。そして美味しい。
ここの店は進化系の店である。豚骨だけに留まらず、違うスープが出る可能性も有り、ずっと来店者を楽しませてくれる創意工夫を怠らない店なので、ラーメン好きにはもってこいの店になって行くことであろう。
※手前味噌ですが(笑)
この店で2回ほど味噌ラーメンをプロデュースさせて頂きました。
1作目は私のやっていた期間限定のお店『はな乃』で提供していた『くまみそらーめん』をベースに作成。京桜・八丁味噌・信州味噌・西京味噌・仙台味噌等をブレンドし、渋みとコクを引き出したものです。トッピングには地鶏と茸のクリーム煮をのせ、渋い味噌とのマッチングを楽しんで頂くことにしました。麺の下部に秘密の食材を隠し、食べ進むにつれて味が変化するようにしてあります。
2作目は西京味噌を全面に出し、京風を意識しました。トッピングには甜麺醤で味付けをした中華そぼろをのせ、甘い味噌のスープに甜麺醤の渋みをプラスしてあります。食べていくうちに味が変化していく方法は1作目同様です。
この2作品をプロデュースさせて頂いた事、そしてイベントに参加させて頂いた事は、私自身とても勉強になりました。
有難うございました。
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